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キネマ公演を終えて…

2015/10/20

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「アルバムはお客さんにとっては完成物だけど、バンドにとってはそうではなく、記録であり、通過点の一つなんだよ」
bohemianvoodooが1stアルバムを作った際に、エンジニアさんが教えてくれた言葉だ。

3rdアルバムとなる今作は、バンド結成以来初めて、同年代のメンバーだけで作った。
これは敢えてそういうメンバーを集めたわけではなく、偶然のような必然で、アルバムのことを考え始める前からHiro-a-keyとAki Sawazakiと曲が出来ていって、自然な流れでその曲たちを収録しよう、となった。

振り返ると、同年代だけ、っていうのもあって、チーム感というか、一緒にアイデアを出し合いながら作品を作っている感がとても強かった。
それは単に同年代だからというだけではなく、彼らの人柄もあるんだけど、とにかくワクワクする時間が続いてきたな。

そんなこんなでアルバムを録り終えたのは、去年の8月。
そこから今日まで、このチームで、沢山の乾杯を交わし、大阪や札幌のツアーへ行ったり、年越しライブで一緒に2015年を迎えたりした。

そして迎えたキネマ公演当日。
バンドとしても初の規模のライブ。一人一人ご挨拶できなかったのが心残りだけど、これまでお世話になった方々や、仲間たちも多く駆けつけてくれていた。

ステージに出た瞬間、そこにあったのは見た事のない景色。
一階席から二階席…多くの皆さんに見守られながら、一曲一曲、演奏した。
緊張感を残しながらレコーディングを終えたあの日に比べ、各曲を演奏するメンバー全員の表情が、自信に満ち溢れているように見えたなあ。

日々そんな我々を支えてくれる長谷川マネ、谷口ディレクター、PA西村さん、映像仁宮チーム、販売店の方々、そして皆さんにも、改めて感謝の意を。
いつもありがとうございます。
キネマ公演においては、照明さん、ステージPA、FOODカドテック、shisha uptail、そしてスタッフさんもお疲れ様でした。
当日は終演後バタバタでお礼を言えない方も居たので、ここで、ありがとうございます。

そんなことばかり書いていてお前ら解散でもするのか!っていうくらいの書きっぷりだと自分でも思ったけど、バンドもすでに明日へ向けて、新曲を作り始めています。
11月、12月、1月とまたライブも続いていくので!

今だに余韻を引きずっている、これからも皆さんと色んな景色を見ていきたい!と切に思った一夜でした。

一人きりじゃ叶わない夢もあるけど(←Hiro-a-keyの歌詞を引用)、良き仲間に囲まれたこの人生に、感謝!

木村イオリ

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