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品川インターシティホール ツアーファイナル

2019/08/10

こんにちはNassyです。

bohemianvoodoo 4th ALBUM MOMENTS4月からスタートしたリリースツアーもファイナルを迎えました。

みんなまあまあ忙しい中、よくこれだけ各地を周れたなと自分たちでもびっくり。どこも思い出深く、またすぐにでもお邪魔したい場所ばかり。

まだまだ行きたいところはあるし、なんなら全国47都道府県にこのアルバムを連れて行きたいけど、10/13で一旦区切り。制作から考えると、まる一年くらいかかってる、気がします。

今回のアルバムの為に機材を思い切って変えてみています。バンドサウンドのアレンジ・制作過程で大切なことは、作曲者の意図を汲み取ることと、実際はどうだか解らないけど、作曲者の意図を超えることだと思っています。(これは音楽に限らず、どの現場行っても同じだな)

収録曲が出揃ったデモの段階で、今回はベースでアルバム全体を汚してもいいかもなと思いました。

彫刻刀とかヤスリとか、工具で材を意図的にキズつけてテクスチャーを変えたり引っ掛かりを作ったり、そんな感じ。

真空管のナチュラルなオーバードライブがかかる感じとか、弦の材質やゲージの太さとか、色々試行錯誤して楽しかったな。

ツアーでも試行錯誤の連続で、更に変容したと思います。今までのbohemianvoodooの集大成、そしてまだまだ成長過程の僕たちを見に来て欲しいです。

ずっとでかいホールでライブをしてみたかったのでとても嬉しいです。気持ちいいだろうなー、アンプなに使おうかなー楽しみだなー。

と、いうわけで品川でお待ちしています!

よろしくお願いします。

ありがとう。

ブルーノート東京公演へ向けて nassy編

2017/11/04

nassyです。
ご無沙汰になってしまっているこちらのブログ。
ブルーノート東京のライブの前に、こちらでメンバーそれぞれ今の想いとか意気込みとかを記していきましょうという事になりました。今回は私。
よかったら読んでください。
僕も他のメンバーが何を書くのかとても楽しみ。

さて、

ブルーノート東京といえば、僕が今更どうこう言うのもなんですが、日本における、いや、世界におけるジャズの聖地の一つです。
ここで見たものは、例外なく、ホントに全部覚えてる。その中でも、若かりし頃見たものの中で、特に心に強く残った事をいくつか。

初めて行ったのは二十歳そこそこ。
キューバのシンガーソングライターであり、Lenine氏のバックバンドでベースを務めたYUSA氏のライブだった。
お初という事もあり、そんなジャズの聖地ですから、御多分に洩れず僕も最初は緊張したのを覚えています。
でも、そんなことはすぐに忘れさせたプレーヤーがいたわけです。
pfで出演していた、Roberto Carcasses氏というプレーヤー。曲に合わせてぎりぎりハマる和音を弾きながら1人でへへへと笑っている。
その和音の響きの素晴しさたるや、一瞬で虜になってしまった。和音の魔力に取り憑かれた瞬間だった。
以来、手に入る彼のワークスは全て聴き込んだ。

もう一つは、Tower of powerのロッコ&ガルバルディを1番前の席でかぶりつきで生で見られた事。あんなに楽しそうな所謂ファンクを、物凄く真剣な表情(っていうか超恐い顔)で、アイコンタクトも無く、激タイトなサウンドをぼこすかキメ合っている。
名手達が長年培ってきた時間や密度をこの目で観られたのは幸運だった。
バンドってすごいなって初めて思ったのって、あの時かもしれない。

まだまだあるけど、キリがないので…。
つまり、何が言いたいかっていうと、ここに来るといつも何かに感動して、生きる為の糧や気づきを持ち帰らせてくれるという事。
それは音楽だけに留まらない、大切な事だったりする。
ずっと聖地であり続けるということは、つまりそういう事ですよね。
ここに来れば、なにかとてもいい事があるぞって。

多感な学生時代に、幾度となくこういった体験をさせてくれて、本当に感謝しています。この頃にブルーノートに行っていなければ、大袈裟じゃなく全く別の生き方をしてると思います。
しかもそれを学割(チャージ半額!)で拝見させて下さるとは、太っ腹にも程がある。

bohemianvoodooを結成した頃、いつか出たいね、と話したのを覚えて…はない。
でも、いつも心で思っていたのはよく覚えています。
有り体に言えば、夢ですね。
なんとなく声には出せなかったけど、ずっと思ってました。
そう、声に出せなかった。
ここで見てきたトッププレーヤーが立つステージは、別の世界だと思ってて。

ようやく声に出せるようになったのは、結構最近だと記憶しています。
2014年、ブルーノート75周年記念イベントに幸運にも出演が決まった時、夢が叶ったって思ったけど、ライブが終わるや否や、一晩ここでbohemianvoodooの曲を演奏したい、という次の目標が出来てしまった。
そしてそれが叶おうとしている今、出るからにはたくさんのお客さんに楽しんでもらいたい、という更に次の目標が出来ました。
僕がそうだったように、何かを持ち帰って貰えたらと思っています。

バシリーくんと木村くんが作ってきたこのバンドの曲は、誰がどう言おうとレジェンド達にも引けを取らないと僕は思っています。
僕のやる事はいつもと同じ、素晴らしい曲がより素晴らしくなるように、今できる最高のパフォーマンスを披露したいと考えています。
皆様にとって、いい一夜になりますように。

読んでくれてありがとう。

キネマ公演を終えて…

2015/10/20

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「アルバムはお客さんにとっては完成物だけど、バンドにとってはそうではなく、記録であり、通過点の一つなんだよ」
bohemianvoodooが1stアルバムを作った際に、エンジニアさんが教えてくれた言葉だ。

3rdアルバムとなる今作は、バンド結成以来初めて、同年代のメンバーだけで作った。
これは敢えてそういうメンバーを集めたわけではなく、偶然のような必然で、アルバムのことを考え始める前からHiro-a-keyとAki Sawazakiと曲が出来ていって、自然な流れでその曲たちを収録しよう、となった。

振り返ると、同年代だけ、っていうのもあって、チーム感というか、一緒にアイデアを出し合いながら作品を作っている感がとても強かった。
それは単に同年代だからというだけではなく、彼らの人柄もあるんだけど、とにかくワクワクする時間が続いてきたな。

そんなこんなでアルバムを録り終えたのは、去年の8月。
そこから今日まで、このチームで、沢山の乾杯を交わし、大阪や札幌のツアーへ行ったり、年越しライブで一緒に2015年を迎えたりした。

そして迎えたキネマ公演当日。
バンドとしても初の規模のライブ。一人一人ご挨拶できなかったのが心残りだけど、これまでお世話になった方々や、仲間たちも多く駆けつけてくれていた。

ステージに出た瞬間、そこにあったのは見た事のない景色。
一階席から二階席…多くの皆さんに見守られながら、一曲一曲、演奏した。
緊張感を残しながらレコーディングを終えたあの日に比べ、各曲を演奏するメンバー全員の表情が、自信に満ち溢れているように見えたなあ。

日々そんな我々を支えてくれる長谷川マネ、谷口ディレクター、PA西村さん、映像仁宮チーム、販売店の方々、そして皆さんにも、改めて感謝の意を。
いつもありがとうございます。
キネマ公演においては、照明さん、ステージPA、FOODカドテック、shisha uptail、そしてスタッフさんもお疲れ様でした。
当日は終演後バタバタでお礼を言えない方も居たので、ここで、ありがとうございます。

そんなことばかり書いていてお前ら解散でもするのか!っていうくらいの書きっぷりだと自分でも思ったけど、バンドもすでに明日へ向けて、新曲を作り始めています。
11月、12月、1月とまたライブも続いていくので!

今だに余韻を引きずっている、これからも皆さんと色んな景色を見ていきたい!と切に思った一夜でした。

一人きりじゃ叶わない夢もあるけど(←Hiro-a-keyの歌詞を引用)、良き仲間に囲まれたこの人生に、感謝!

木村イオリ

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山場を前に。

2015/10/14

イオリです。

待ちに待った日も、いよいよ今週末なのですな。
bohemianvoodoo東京倶楽部ワンマン!構想から一年以上。
…正確には、2013年にBe Choirのサポートでキネマ倶楽部を訪れた時に、ここでボヘのライブやりたい!って思ったから、二年以上か。
一度の公演中止を経ての、本当に満を持してのライブとなりました。

初めにナッシーが「2時間半通しステージをやってみたい!」と言った時は、本気か?!って思ったけど、そこからメンバー全員で台本を作り、2時間半の通しリハを終えた今は、自信に満ち溢れています。

バンドは、いつも過去の自分のパフォーマンスを超えるように目指したい。
振り返るとa-bridgeでの1stアルバムリリースライブ、モーションブルー初出演、ブルーノート初出演、と他にも沢山の山場を越えてきたけど、今回のキネマ公演が終わった時に、またこれがメンバーと皆さんにとって大切な思い出になれば良いな、いや、なると確信しています。

レーベルの谷口ディレクターが評してくれた、「さらに洗練された心に染み入る美しいメロディと熱いグルーヴ、泣けて笑って、歌って踊れるサード・アルバム」。
誇大広告にならないよう、存分にライブで表現させていただきますよ!

チケットもまだ幾分か残っているようです。
また当日は出入り自由とさせていただきますので、周辺の妖しいスポットで飲んだくれつつライブて盛り上がる、なんてのもアリかな?

残り3日、皆さんと創る最高のステージをイメージしながら過ごしますっ。

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